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2004.5.30: ペンテスステ

 

「五旬節の日になって、皆が一つ所に集まっていた。 ——すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させて下さるとおりに、他国のことばで話し出した。」                    使徒行伝2章1、4節

 

ハレルヤ。本日のペンテコステ礼拝に皆様ようこそおいで下さいました。

 

このペンテコステ(50を意味する)は旧約時代に神様が制定した過越しの祭から数えて50日目に持たれた春の収穫感謝祭に由来しています。イエス様が誕生する約千五百年前に最初の収穫感謝祭(後のペンテコステ)が持たれました。最初は寄留の民ユダヤ人が出エジプトの後に到着したアラビアのシナイという山の麓で持たれました。これら寄留民の出エジプトはまさに神様の奇跡的な救いの御業と言えるもので、この時期はちょうど小麦が収穫される頃でした。そこで神様は彼らに感謝のささげものを要求したのです。けれども最初の収穫感謝祭(ペンテコステ)となるべき日に、彼らは神様にささげる収穫物もささげる心も用意せず、むしろ金製の子牛の偶像を造って真の神の名を汚してしまいました。彼らの背信の罪は、神の人モーセに示され、この日彼らは偶像を捨て、神様に全員で立返りました。これはペンテコステを、収穫物を神様にささげる日としてではなくて、自らの魂を神様にささげる日として覚えさせる聖書の歴史です。

 

神様に献身したその収穫感謝祭に次いで、彼らは神様から「十の戒めの言葉」をモーセを通して賜わりました。この出来事は一般世間の歴史の頁には記録されえない些細な事かもしれませんが、神の言である十戒は、今日見事にシナイの山から地の果てにまで知らされて行きました。現在殆どの国の国家憲法にこの十戒が影響していることからも、この出来事の偉大さがお分かりになるはずです。

 

さてイエス様が昇天した10日後に再びこの収穫感謝祭(ペンテコステ)が訪れます。この日、エルサレムの地において神様に自らを収穫物としてささげた者たちは、再び天よりのきよめと“言葉”を賜りました。その言葉はわけがわからない言葉ではなく、聞く人が聞けば分かる福音の言葉でした。この福音はエルサレムから始まり、地の果てにまで宣べ伝えられて、今あなたに届いているのです。

 

本日の礼拝ではペンテコステの聖餐式がありますが、これはあなた自身を神様にささげる式です。そして新しい福音の言葉を天よりいただく時です。信仰を持って主の聖餐に与れますようにお祈り致します。