2003年3月
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行事報告
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2003年2月2日(日)聖日礼拝で、山口光牧師は、「エペソ人への手紙1章1-2節」から、「主からエペソ教会の皆さんへ」と題し、(A)「その手紙を書き送ったパウロについて」、(B)「その手紙の宛先であるエペソの教会について」、また(C)「私たちに示されることについて」、次のように話されました:
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(A)「その手紙を書き送ったパウロについて」: パウロのユダヤ名は”サウロ”(イスラエルの王であったサウロのような偉大な者になって欲しいという思いの名)をもつユダヤ人ですが、タルソで生まれたローマ市民で、ローマ名が”パウロ”(ローマ語で”小さい”という意味)でした。そのパウロは、エルサレムで、イエスを信じないパリサイ人”に属し、サウロのように、ヘブライ人の中のヘブライ人と奢っており、まじめでしたが、聖書に記されている放蕩息子の兄のように、クリスチャンを迫害していました。しかし、復活のイエスに出会って変えられ、アンテオケで献身し、くだかれて謙虚になり、アンテオケ教会から送られ、「すべての聖徒たちのうちで一番小さな私」(エペソ人への手紙3章8節)となり、モーセのように口下手であったようですが、神からの召命を受け、地中海沿岸地域教を巡回して福音を伝え、教会を建て上げ、その教会の一人一人を励まし、育成していきました。
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(B)「その手紙の宛先であるエペソの教会について」: エペソの教会は、小アジアにあり、パウロがエペソに3年間滞在している間に建て上げられ、小アジアの中心的な教会となり、後にテモテをその牧会者として任命しました。しかし、最初の愛から離れ(黙示録2章4節)、ニコライ派による分派の圧力を受けたりと、牧会者のテモテのみならず、その教会の一人一人が、霊の戦いの中にありました。パウロは、この手紙をエペソの教会に書き送り、彼らを励まされました。
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(C)「私たちに示されることについて」: パウロの手紙には、先ず神の御名による祝祷から始まります。パウロは、エペソ教会の聖徒たちが、いつもキリストの中にどっぷりと漬かって、エペソでの地上生活と共に、キリストに属して守る生活も両立させて、忠実に生きていき、神からの平安と恵を戴けるようにという祈りを捧げて、この手紙を書きました(エペソ人への手紙1章2節)。イエス・キリストの弟子たちは、キリストの十字架の死と復活に出会って、悔い改めて救われ、教会を各地につくり育てていきました。神は、私たち一人一人を天地創造の時から、神の目にかなう者として選んで下さり、クリスチャンへと導いて下さいました。クリスチャンとなった私たちは、各地域で愛を顕わし、地の塩、世の光となって、福音を伝えて行きましょう。
- 2月9日(日)聖日礼拝で、山口光牧師は、「エペソ人への手紙1章3-4節」から、「神様の選びとその目的」と題して、次のようなメッセージをされました:
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本日の聖書個所の3-4節は、ギリシャ語原文では1文になっている、3-14節の一部ですが、その標題ともなる文節です。その3-4節で、パウロは、「自分も、エペソの教会の人々のように、主によって予め選ばれてクリスチャンとなった者であり、その神の選びの目的は、その神によって選ばれた一人一人が、きよくて傷のない者に変えられて歩んでいく姿に、世の人は主の栄光を見るようになり、その地域において福音宣教が進められていくように」と勧めています。
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エペソは、欧州とアジアの接点にあり、パウロもそのエペソに3年間滞在し、そこが中心となって、諸教会が建て上げられていきました。しかし、そのエペソは、西洋と東洋の双方の文化が交流する場所にあり、紀元1世紀の当時は、ギリシャの哲学や道徳や宗教も、その教会に入り込みました。そのような状況にあったエペソの教会の人々へ、パウロはローマの獄中から1通の手紙を送り、また、その手紙を周辺の教会にも回覧して、読ませたのです。その他に、その教会の牧師となったテモテにも別に2通の手紙を送り、励ましました。
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そのパウロ自身も、嘗ては、パリサイ派のユダヤ人で、異邦人を迫害し、ユダヤ人のクリスチャンも迫害したという存在でしたが、神は、パウロなら、福音宣教の使命を果たす者になるという可能性を信じて、パウロを選んで下さいました。パウロは、そのような神の愛によって選ばれ、救い主イエス・キリストに出会って、悔い改め、信仰によって新しい者に変えられ、神に育てられ、世の光となって、神のために仕えていきました。
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ここで、自分の父と母の苦しい献身生活の中で、実も結ばれない二十数年の年月を経て、自分が、東京聖書学院に入って献身し、また自分の祖母も病床にあって救いに導かれ、二つの実が結ばれて、皆で喜んだことを思い出し、神に感謝しています。また、自分は、先週、牧師リトリートにおいて、按手礼の審査に合格することができ、来る7月の教団総会において按手礼を受けられることになりました。多くの方々に祈られて、今幸いを感じています。
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私たち一人一人は、神によって選ばれています。このサンデイエゴ・ノース・カウンテイでの地上生活にも、世との戦いがありますが、神は覚えていて下さり、信仰の実の実りを見せて下さる事を信じ、神が私たちを選んで下さった目的は、キリストにあって、きよく傷のない者となり、神を賛美し、神の栄光を見ましょう。
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2月16日(日)聖日礼拝は、日本から右近勝吉さんをお招きして、元祖便利屋サービスを営んで、「人のために人となる」という働きをする一方、教会を巡って証しもされている右近勝吉さんを、日本から迎え、約70名が集り、(A)右近さんの証しと、(B)山口牧師のショート・メッセージによる礼拝後、更に、(C)右近さんを囲む座談会で、右近さんが救われた経緯などもお聞きしました。次にそのその概要を記します:
- (A)右近さんの証し:
(A-1)私は、23才で大学卒業後、26才まではレーサーで日本各地でレースを競っていましたが、その後の約12年間は、世界一周無銭旅行を満喫し、38才から便利屋老舗を始め、人々が困っている生活や心の悩みを解決する手助けをして、今62才になります(1940年10月30日、満州生まれの佐賀県育ちの日本人)。その私の人生を「ふうけもん」という題で映画化するため、今、栗山富夫映画監督(「釣りバカ日誌」の映画監督)が、その映画化を進めています。
(A-2)38才で便利屋を始めた頃の収入は、第1ヶ月目4万円、第2ヶ月目6万円、第3ヶ月目以降の1年間は毎月約30万円の収入であって、家族6人(夫婦と娘3人息子1人)の生活には充分なものでした。しかし、土曜と日曜が稼ぎ時であるため、その1年間は、子供たちは教会日曜学校に出席していましたが、自分は礼拝を1年間も出席しなかったので、牧師からも怒られました。そこで、その年の9月1日から、礼拝に出るように決心し、収入の減るのを心配しましたが、その9月と10月は、それぞれ約70万円、11月は160万円の収入へと増えていき、やがて、月1,000万円から月4,000万円の収入となり、「神の思いは、人の思いとは違う」ということが示されました。最近、日本各地の商工会議所で「お金儲けの道を教えます」という題での講演をたのまれ、そこで、「詩篇1篇1-3節」を引用しながら、「神は生きておられて素晴らしい」、「イエス様を信じている人で、お金のない人はいない」、「イエスに従って損することはない」などということを話しました。
(A-3)昨年11月、第4回目のイスラエル旅行で、初めて、ガリラヤ湖畔にあるペテロの像を見て、涙がとまらりませんでした。それは、何故でしょうか。それは、聖書に出てくるペテロが、イエスのように海の上を歩いておぼれそうになった時、大声でイエス様に助けを求めて助けてもらったこと(マタイのに福音書14章22-36節)や、ペテロが、復活のイエス様に出会った時に、イエス様を愛して従うことが確認されたこと(ヨハネの福音書21章15節)などを思い出し、それが自分のそれまでのことに交錯してきたからでしょう。そのペテロの形を見て、私が救いに導かれた世田谷朝顔教会とのかかわりの中で、井出定治牧師に逆らい、1年間も悩みながら他の教会を探しているうちに、「エス様を愛し、イエス様に従います」と言ったら、井出牧師への憎しみの思いが消えて、井出牧師を愛するようになり、お互いに仲良くなったことなどが思い出されたからです。
(A-4)又、その時、「主が私をご入用なのです」という御声が聞こえてきて、今年の2003年の1年間は、便利屋の仕事を止めて、「主のために献身していこう」と決心し、着の身着のままのような姿で、教会を訪問し、証しをし、福音を伝えています。去る1月には、4っつのキリスト教会と成長の家とクエル教会などで証しをし、また、イエス様にお祈りして、精神病患者を癒しへと導いたりしています。
- (B)山口牧師のショート・メッセージ:
(B-1)右近勝吉さんは、世田谷朝顔教会の一員です。氏は「人のために人となる」というモットーをもって、「右近サービス社」を始め、そのマークのついた服装で、誰にでも、明るく話して下さる方です。政治家の橋本竜太郎、ペルーのフジモリ元大統領、アントニオ・猪木などの著名人からも「会いたい」と声をかけられ、相談に応じています。また最近は、しばしばテレビのNHKにも出て、証しをしています。
(B-2)少年時代の右近さんは、やくざの事務所に勤務していましたが、その右近さんに、イエス様が宣教師を送って下さり、「信じるだけで救われる」というメッセージとほほ笑みに、主イエス様の臨在を感じ、素直にイエス様を信じる決心をし、人生を主に明け渡しました。
(B-3)人の心と体には、神様と向き合うことを怖がる臆病の霊が働きます。その的はずれな心の状態と言動は、アダムからもらった性質で、それは原罪で、人間の諸々の罪は、ここから始まります。その罪の奴隷となってしまう私たちを、そこから救うものが、「イエス様、信じます」という告白です。-
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最後に、山口牧師は、「神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みの霊なのである。」(テモテへの第二の手紙1章7節)を引用して、自分をイエス様に委ねるよう勧められ、「イエス様を信じ、自分の主と仰ぎ、主と共に歩んで行く方は手を上げて下さい」という信仰の招きもありました。
- (C)右近さんを囲む座談会:
「右近さんが神を信じたきっかけは何でしたか」という質問に答えて: 自分は、中学2年から高校2年までの4年間は、学校に殆ど行かずに、新宿でやくざとして働いており、シカゴのアルカポネが大好きで、彼が閉じ込められた牢獄が残っているサンフランシスコの島で、その牢獄の跡を見に行きました。その頃、やくざであった自分たちが明大前を歩いて行くと、皆が、その道を退いてあけてくれたましたが、退かないで、素晴らしい笑顔をもって立っている宣教師(ダン・マカルパイン)に出会ったのです。その翌日、その宣教師の教会に行ったところ、その宣教師が入り口にきて、笑顔で「よく来たね」と笑顔で迎えてくれました。それは、1956年5月で、私の16才の頃でした。その年の12月25日のクリスマス大会が渋谷公会堂であり、その宣教師が説教をしながら、ここに1,000円札があるが欲しい人は、ここへ取りにいらっしゃいと言ったところ、ある女の人が前に出ていって、それをもらいました。そして、「人から上げると言って出された物は、受け取るだけ」ということを話され、「イエス様を信じたい人は、手を上げて、前に出るように」という招きに答えて、前に出て行き、「今日からあなたはクリスチャンです」と言われ、聖書をもらって帰りました。翌年、1957年2月17日の寒い日に、世田谷朝顔教会の神田繁牧師から洗礼をうけました。これは、まさに「信じるだけで救われる」ということです。
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2月22日(日)聖日礼拝では、山口光牧師が、「エペソ人への手紙1章7節―14節」から、「子となる神によるあがない」と題してメッセージされ、先ず、旧約聖書は神の計画書であり、新約聖書はその実現書であると前置きしながら、神は、天地万物を創造される前から、御子イエス・キリストを信じる一人一人とその霊の家族である教会を選んでおられ(エペソ人への手紙1章4節)、御子の血による贖いという恵によって、人類の罪過の赦しがなされたこと(エペソ人への手紙1章7節)を、特に強調され、(A)あがない(贖い)の仕組み; (B)あがない(贖い)の方法; (C)あがない(贖い)の結果について、次のようにメッセ-ジされました:
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(A)あがない(贖い)の仕組み: ”贖”という漢字を見ると、左側の”貝”という字の右側に、”売る”という字と、”買う”という字が重なっており、[貝という貨幣をもって、物が売買される]ということを意味します。聖書には「律法からの贖い」(ガラテヤ人への手紙3章13節)と「罪からの贖い」(ローマ人への手紙3章23節24節)の2つの贖いが示されています。その「律法からの贖い」とは、「律法の乱用による呪いの裁きで身動き出来ないでいる人を、イエス様が解放して下さる」ということです。また、「罪からの贖い」とは、「サタンに売られて罪の下にいる者」(ローマ人への手紙7章14節)というような、霊的な罪の奴隷となっている罪人を、イエス様がご自分の命をもって、買い取って下さる」ということです。
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(B)あがない(贖い)の方法: 昔、奴隷の買戻しは、銀貨30枚を支払えば出来ました。しかし、「たましいの贖いの代価は、あまりにも高価すぎて、永久に支払えない」(詩篇49篇8節)ということです。しかし、神は、御子を代価として支払って下さって、私たちの罪を贖って下さったのです。
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(C)あがない(贖い)の結果: 「私たちは、御子の血による贖いによって、罪の赦しを受けているのです」(エペソ人への手紙1章7節)。ホセア書に記されているホセアの妻、ゴメルは、他の男との関係を持ちましたが、ホセアはそのゴメルの代価として、1年分の食事代相当額をその男に支払って買い戻し、ゴメルもホセアも本当の赦しを経験し、神の命と引き換えに、神の側に引き戻され、人を赦すという幸いに導かれたのです。このように、人と人との心が通じ合ってコミュニケーションをするように、人が神との間にも通じ合うという奥義を戴きながら、御子イエス・キリストなる神による贖いを経験し、人を赦せる人となって、「和解の使者となりましょう」。
行事予定
- 3月2日(日)午後1時から、鈴木伸介師(日本ホーリネス教団熊谷教会牧師)を迎えての特別礼拝(教会: Oak Hills Church) 。
- 3月18日(日)午後1時から、講壇交換により、鍵和田哲男師(サンファナンド・バーレイ・ホーリネス教会牧師)を迎えての礼拝説教。
- 3月22日(土)午前10時より、サンファナンド・バーレイ・ホーリネス教会で、宣教大会。
祈祷課題と報告
- 旧ランチョ ラコスタ キリスト教会とビスタ日系キリスト教会から離れている方々のために、お祈り下さい。
- 山口光牧師の按手礼が、教会全体の祝福となるように。
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5月8-10日に、サンデイエゴで、ビリー・グラハム大会があります。今回初めて、この地域の5つの日系教会が集り、日本人伝道のために協力し合います。主がサンデイエゴ北部で当教会を大いに祝福し、用いて下さいますように。
- (ご主人が中東に行っている)デービス姉、スペンサー姉のために。
- (北米聖書神学校で学ぶ)光岡兄姉の健康と学びの祝福のため。
- 教会員のご主人たちの救いのために。
光岡恭平通信員